iPhoneアプリの審査登録手順

Posted on Posted in iPhoneアプリ/iPadアプリ, 開発Tips

アプリケーションをリリースする際に必要になるのは「Distributionビルド」と
呼ばれるビルド方法を適用したアプリケーションと,iTunes Connectへの
アプリケーション申請のための,アプリケーションの各種情報と画像。

通常,ビルド構成はDebugビルドとReleaseビルドの2種類だが
App Storeに申請を出す場合にはDistributionビルドという構成で行う。

・Distribution用のProvisioning Profileの作成
Profileにはdevelopment用とdistribution用の2種類がある。
Ditributionビルドでは,このうちの後者のdistribution用が必要
作り方はdevelopmentと同じ。

・RelseasビルドをコピーしてDistribution構成の作成
Xcodeのツールバーから「プロジェクト」→「プロジェクト設定を編集」として開く
プロジェクトの情報画面から「構成」タブを選択し,ここで Release構成を複製して「Distribution」と名称を付与

・コード署名の設定
Distribution用のProvisioning Profileに対応するコード署名を
Distribution構成に対して設定

・ターゲットプロパティに識別子(App ID作成時に該当するもの)を設定
Xcodeツールバーの「プロジェクト」→「アクティブターゲット”(アプリケーション名)”
を編集」からターゲット情報を開き,「プロパティ」タブを選択
「識別子」という項目がありここに,App ID作成時に設定したものを設定
例)com.system-integrate.TestApp

・各種画像
57×57ピクセルのPNGファイル
512×512ピクセルのJPG
説明用の画面キャプチャ
説明文
紹介用Webページ

・iTunes ConnectのManage your applicationにログイン
・Add New Applicationで登録
・初めてアプリを登録する場合「デフォルトの言語」と「開発元の名前」を登録する。
 ※他の言語圏でもリリースする場合「デフォルトの言語は、Englishを選択した方が良い」
 ※開発元の名前は、個人の場合自分の名前でなくとも、ブランド名プロジェクト名等、自由に決められる。

・登録内容
 ・Application Name(アプリケーションの名前)
 ・Application Description( 説明文:アプリケーション説明:デフォルトがEnglishの場合、英語)
 ・Device(対応機種)
 ・Primary Category(プリケーションのカテゴリ、Secondary Categoryでサブカテゴリ)
 ・Copyright(著作権表示、開発者の名前など)
 ・Version Number(アプリに設定したバージョンと同じもの)
 ・SKU Number(任意の自分のアプリで一意の文字列)
 ・Application URL(アプリの紹介ページへのURL)
 ・Support URL(サポートサイトページへのURL、上記と同一でもOK)
 ・Support Email Address(メールアドレス)
 ・Demo Account – Full Access(アカウントが必要なアプリ等、審査で使用するテスト用のアカウント。不要な場合登録無しでOK)

・Upload
 ・Application(ZIPファイルのアプリケーション)
 ・Large 512×512 Icon(アイコン)
 ・Primary Screenshot(スクリーンショットファイル、最大5枚)

・Pricing
 ・Availability Date(アプリの公開日設定)
 ・Price Tier(価格の設定)

・Localization
 ・デフォルトの言語以外での販売
  ※デフォルト言語「英語」の場合、日本販売用に解説文等入力する。

・Review
 ・内容確認、問題がなければ登録完了。

Linux,Apache,PHP,MySQLでWebシステム開発はシステムインテグレートにご相談下さい。
http://www.system-integrate.com

iPhone開発,iPad開発はシステムインテグレートにご相談下さい。
http://www.system-integrate.com